年末のごあいさつ
気づいたら12月末、仕事納めの日になっていました。
公私ともに猛烈に忙しかった2023年。
このブログの更新は今回を含めて3回のみ。
…ダメすぎる。
おぼろげながら、4月からの記憶をたどってみました。
・東京での移住フェア×2回
・横浜での移住フェア×1回
・現地開催の移住イベント×3回
・個別相談会×1回
・オンラインの移住イベント×3回
・くりやま暮らし体験
・移住体験ツアー
・町内案内 etc...
そのたびに多くの移住検討者さんと出会うことができました。
また、イベント等でご一緒した各所関係者さま、日頃栗山町の移住促進にご協力いただいている皆さまにも大変お世話になりました。
ありがとうございました!!
来年はどんな一年になるでしょうか。
というか、どんな一年にしたらいいのか。
少し長めの年末年始休業の間に、じっくり考えてみたいと思います。
そして、来年こそはこのブログがより活気あふれる情報発信媒体となりますように。
(それは自分次第)
皆さま、良いお年を!
移住Cコシモト、奇跡のJRを攻略する?
2023年9月。
やっと涼しくなりました。
気づけば今週末、栗山秋まつりが執り行われます。
…何の疑いもなく秋ですよ。
それなのに、今から私は昨年6月の出来事を投稿しようとしています。
しかも、その記事を書いたのは昨年の12月です。
このブログを読んでくださっている方はうすうすお気づきかと思いますが、移住Cコシモトのブログには『時間の概念』というものがありません。
なので、下書きにずっと保存されていた過去の記事も、堂々と更新していこうと思います。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
2022年も、気づけばもうすぐ終わり。
履きつぶすつもりは全くなかったのに、冬タイヤを夏タイヤに交換しないまま冬を迎えてしまいました…。
私はいくつになっても学習能力がないままなのか…。
さて、遡ること6ヶ月前の6月某日。
移住Cコシモト、東京出張の際に初めてJRで新千歳空港を往復しました。
栗山町から新千歳空港まで、車だと45分で行ける距離。
でも、公共交通機関を利用するとなると、一気にハードルが上がってしまうという事実。
とにかく栗山駅を通る室蘭本線の便数が少ない。
なので、
「一度高速バスで札幌まで出てから、快速エアポートで空港まで行く方が結果的に早いですよ」
などとつい言ってしまうのです。
ですが、栗山駅から新千歳空港まで、乗り換えを含めて1時間ほどで接続する便があります。
それを私は『奇跡のJR』と呼んでいます。
たまにこの路線を使って栗山町にたどり着く移住検討者さんがいて、そのたびに私は感心しきり。
ただ、栗山町の移住を司る者として、まず自分が乗ってみないことには何も語ることができないと思っていました。
主な行程としては…
①栗山駅→追分駅 …室蘭本線
②追分駅→南千歳駅 …石勝線
結論から言いましょう。
「難易度高っ!」
札幌や東京で移動するときは公共交通機関での移動がほとんどですが、よく考えたらローカル線を使うのはかなり久しぶり。
そもそもの便数が少ないから、乗り遅れたときのことを考えると恐怖。
路線が少ないから乗り間違いがなさそうと思いつつ、万が一反対方向の汽車に乗ってしまうとアウト。
ローカル線は、奥が深い。
いかに都会の交通網が充実しているか、身をもって知ることになるのです。
2022年6月18日(土)9:26のワンマン車に乗車。
苫小牧方面行は改札口側から乗るので楽ちん。
ギリギリまで待合室で座っていられます。
まずは追分駅まで乗ります。
栗山駅には案内所はありますが、駅員さんはいません。
いわゆる『無人駅』です。
ただ、駅舎の立派さは訪れる人々を驚かせるようで…。
ちなみに、交通系ICカードは使えません。
降りる際に現金もしくは栗山駅の案内所で購入したチケットを料金箱に投入します。
9時49分 追分駅到着。
エスカレーター社会に慣れ切った(単なる横着)移住Cコシモト、階段の上り下りでパワーゲージが一気に減る。
そして、乗り場を間違えていることに気付かず、危うく汽車を乗り過ごしそうになるという。
次は追分駅から南千歳駅へ。
(基準はそこ)
ちなみに、この出張中一番過密だったのが、この時に乗った快速エアポートだったのでは?と思うくらい。
無事に新千歳空港駅到着。
2022年6月19日(日)。帰りは逆のルートで。
(かなり端折ってます)
ぼーっとしすぎて写真がありませんが、由仁駅から栗山駅に向かう途中の景色はなかなかのものでした。
車からは見られないアングルで、こういうのが汽車の旅の醍醐味のような。
今回、初めてJRで新千歳空港を往復してみましたが、
・乗っていればいいだけなので、意外と体が楽。
・片道990円なので、新千歳空港での駐車料金を考えると時間によってはお得。
などの利点があることに気づきました。
順調に接続する『奇跡』が起こる便はごくわずかですが、今後もスケジュールが合えば乗ってみてもいいかなと思いました。
★往路の行程まとめ
栗山駅(9:26)⇒追分駅(9:49)
追分駅(10:14)⇒南千歳駅(10:29)
★復路の行程まとめ
南千歳駅(17:31)⇒追分駅(17:47)
追分駅(18:02)⇒栗山駅(18:24)
※2023年9月現在もこのダイヤです。
このほかにも『奇跡のJR』はあるはず。
また見つけたいと思います。
移住Cブログ更新待望論とSNSについて
なんてことでしょう。
前回のブログ記事更新から、ゆうに1年が経過していました。
その間、意外にも
「コシモトさんのブログ、面白いのに全然更新されないよね」
とのお言葉を頂戴することがしばしば。
(「面白い」はお褒めいただいているということで良いのでしょうか)
私はこれを「移住Cコシモトのブログ更新待望論」と呼んでいるのですが、
このものぐさなところをどげんかせんといかんと思っているところです。
ただし!
実は移住Cコシモト、SNSをやっております。
もしもコシモトの動向が気になって仕方がないという方がいらっしゃいましたら、
そちらものぞいていただけると嬉しいです。
(そんな人いる?)
https://www.facebook.com/kuriyamaic.kossy
主に移住関連のイベントについて更新しています。
わりとまじめ。
https://www.instagram.com/kuriyamaic_kossy/
栗山町内の風景や出来事などを、コシモトらしからぬ(?)
アンニュイな雰囲気の写真と気取った感じの文章で載せています。
ストーリーズでは些細な日常や、移住に直接関係がなさそうなことについて
気まぐれに更新しています。
★Twitter(X)
https://twitter.com/kuriic_kossy
移住イベント告知からしょうもないつぶやきまで、
幅広く更新しています。
更新頻度は一番多いと思われます。
★Tik Tok
https://www.tiktok.com/@ijuc_kossy
始めたはいいものの、全く流行に乗れずにいるので更新はほぼゼロ。
たまに娘の同級生からDMが来たりするという。
今後うまく活用できたらいいなあと思っているところ。
★移住CコシモトのVlogシリーズ
若者定住推進課『くりエイトするまち栗山町 公式YouTubeチャンネル』にて、
移住Cコシモト撮り下ろしのVlogを公開しています。
これまた久しく更新していませんが、
次回作公開まで移住CコシモトのVlog史上最もバズっている
ツモローさんのカツカレーの回をお楽しみください。
そもそも、「栗山町の飾らない日常を書き綴りたい」と思って始めたこのブログ。
SNSの手軽さにかまけて、日々の精進を怠っていました。
これからは定期的に更新することをここに宣言・・・します・・・。
(どんどん声が小さくなる…)
乞う・・・ご期待・・・。
※ブログとともに、SNSの方もフォローやいいね!などしていただけると
とても嬉しいです。
「くりやまの食を知る 移住体験ツアー」開催します!
【追記】追加募集決定!
ご応募はこちらから ⇒https://www.harp.lg.jp/fcEGZwMh
栗山町って、食の楽しみがたくさんあるんです。
多種多様な農産物。
道産の原料にこだわった日本酒。
道民にはおなじみの銘菓・きびだんご。
誰が始めたのか、飲み会後の「〆のカツカレー」…。
数え始めたら次々と出てくる、栗山町の多彩な「食」。
「移住して飲食店を営みたい」というお問い合わせも 最近増えています。
「食」を通じてまちを知る。
そんな移住体験ツアーを企画しました。
この移住体験ツアーはこんな方におすすめです!
●地方に移住したい料理研究家
●田舎で飲食店やカフェを営みたい方
●栗山町の農産物や食について知りたい方
●料理が好きな方 などなど…
ぜひ、このツアーをきっかけに栗山町にお越しください。
皆さまのご応募をお待ちしています。
「くりやまの食を知る 移住体験ツアー」概要
【実施期間】
令和4年9月30日(金)~令和4年10月3日(月) 3泊4日
新型コロナウイルス感染症拡大やその他諸般の事情により、事業の中止または一部を変更する場合があります。
【対 象】
・栗山町に移住を検討している町外在住者
・アンケート調査及びパンフレットやWEBサイト等への写真掲載にご協力いただける方
【定 員】
2組6名限定 1組限定
【体験施設】
★緑酔庵(りょくすいあん)
北海道夕張郡栗山町湯地91番地19 ※JR栗山駅から車で約5分(2.4km)
★にしおかの森
北海道夕張郡栗山町字北学田38番地 ※JR栗山駅から車で約12分(6.1km)
※体験施設は事務局で決定しますのでご了承ください。
【体験料金】
おひとりさま 10,000円(小学生以下 5,000円/名)
★料金に含まれるもの
・体験施設利用料(光熱水費・駐車場代を含む)
・一部の飲食費(2~4日目の朝食および2日目の夕食は各自)
・体験プログラムや各所見学にかかる費用
★料金に含まれないもの
・体験施設での滞在にかかる日用品および消耗品費
・栗山町までの往復交通費および宿泊代
・町内での個人的な買い物に要する費用・お土産代
・寝具レンタル料(1組5,060円)
※体験施設には寝具のご用意がありません。
ご自身でお持ちいただくか、寝具レンタルをご利用願います。
(体験施設までの配送あり)
【期間中の主なスケジュール】
★1日目:9/30(金)
13:30 栗山町集合
オリエンテーション・町内案内・体験施設入室
18:00 「サメオト」にてウェルカムパーティー(会食)
20:00 終了・送迎
★2日目:10/1(土)
9:00 農場見学・野菜直売所訪問
12:30 「菅野牧園」にて昼食
14:00 町内で活動している料理家さんと座談会
17:00 終了・送迎
★3日目:10/2(日)
9:00 町内散策(北海道最古の老舗酒蔵・小林酒造界隈)
10:30 蔵元の生家・小林家家屋見学
12:45 「pont」にて昼食
15:30 雨煙別小学校 コカ・コーラ環境ハウスにて体験プログラム
+フェアウェルパーティー
20:00 終了・送迎
★4日目:10/3(月)
9:30 各体験施設退室
10:00 ツアーの振り返り(座談会形式)
12:00 終了・解散・送迎
・集合場所はJR栗山駅か栗山町役場です。
・ツアー中は公用車にて移動します。
【応 募 締 切】
令和4年9月8日(木)正午 令和4年9月12日(月)に延長しました!
・応募者多数の場合は選考のうえ、参加者を決定します。
・定員に満たない場合は追加募集を行います。
【応 募 方 法】
こちらのオンラインフォームよりご応募ください。
https://www.harp.lg.jp/fcEGZwMh
【申込からツアー実施までの流れ】
①参加の可否については締切後メールにてお知らせします。
②事前に体調管理シート、同意書を送付いたします。ご記入の上、ツアー開始日にご提出願います。
③ツアー開始日の14日以内に新型コロナウイルス感染症に罹患した場合、または濃厚接触者となった場合はツアーに参加できません。その場合、交通機関のキャンセル料等は各自負担となりますのでご了承願います。
【生活備品】
・テレビ・冷蔵庫・炊飯器・電子レンジ・コンロ・食器・調理器具・洗濯機・暖房器具・ソファー・テーブル・食器棚など
※詳しくは各施設の備品一覧表をご参照ください。(WEBサイトにて掲載)
・体験施設はホテルや旅館とは異なりますので、トイレットペーパーやタオルなどの備え付けはありません。また、調味料等もありませんのでご自身でご用意ください。
【利用制限】
体験施設において、次に掲げる行為があったと認めた場合、利用を取り消すことがあります。
・無断で犬、猫等の動物を飼育すること。
・施設内で喫煙すること(施設外での喫煙は正しく火気の始末をすることで可能とする)。
・物品の販売、寄附の要請その他これに類する行為をすること。
・興行、展示会、その他これに類する催しをすること。
・文書、図書、その他の印刷物を貼付又は配布すること。
・宗教の普及、勧誘、儀式、その他これに類する行為をすること。
・近所の住民に迷惑を及ぼす行為をすること。
・参加者以外に施設の全部又は一部を転貸し、又はその使用の権利を譲渡すること。
・その他、体験施設の利用にふさわしくない行為をすること。
【お問い合わせ】
くりやま移住促進協議会事務局(担当:腰本)
〒069-1512 北海道夕張郡栗山町松風3丁目252番地 栗山町役場若者定住推進課内
電話:080-9003-0658(平日8:30~17:15) FAX:0123-72-3179
Eメール:iju@town.kuriyama.hokkaido.jp
ご応募はこちらから ⇒https://www.harp.lg.jp/fcEGZwMh
移住Cコシモト、急にVlogに目覚めるの巻
かつて、「動画」と聞くだけでパニックを起こしそうだった移住Cコシモト。
「何かよくわからないけど難しそうだし、時間かかりそうだし、とにかく無理なんだよー!!」
と思っていましたが。
移住Cコシモト、Vlogを始めたんですのよ。
Vlogとは、ブログの動画版とでもいいましょうか。
着手してみると、意外にハマりまして。
時間を忘れて編集に没頭しております。
きっかけは、7月の初めに雨煙別小学校コカ・コーラ環境ハウスで行われた「シネマティックホリデイ」というワークショップでした。
その日のことを思い出してみると…。
(1)集合
→くりえいてぃぶな雰囲気を醸し出している若者たちの中に、鼻息だけは荒い動画素人のアラフォー女と、これまたやる気だけは十分の娘3人が突撃。
(2)自己紹介+座学
→10秒くらいの動画をたくさん撮りため、音響と組み合わせて編集する。
スマホでも十分編集することが可能、しかもとても簡単にできることを初めて知る。
(3)屋外で動画撮影
→はじめは曇り空だったのに、撮影を始める頃には暑いくらいの快晴。
雨煙別の田園風景に原色の屋根や欄干がとても映えるということに驚く。
(4)帰ってきてすいか割り
→「しむらー!うしろうしろー!」の気分で盛り上がる。
(誰もが知ってる昭和の名シーン)
肝心の写真がない…。
(5)昼ごはん
→あまりに暑くてアイスを食べる。
(6)編集
→VNという動画編集アプリと出会い、自分は何でもできるような錯覚に陥る。
出来はともかく、こんなに簡単に動画を編集することができるのになぜ今まで着手しなかったのか、後悔するくらい。
(7)バーベキューと編集の仕上げ
→お肉、野菜のほかにメロンも出てきて大興奮。
(8)作品発表会
→屋外の映画上映会に気分が高揚する。
他の参加者さんの動画を観ることで、自分にはない視点やとらえ方、表現方法に気づかされる。
この日、感じたこと。
動画や写真を撮ることって、「その事象をよく見ること」なのだなと思います。
普段無意識のうちに通り過ぎていた道や、見慣れているはずの景色。
名前も知らない野の花、揺れる木々の影。
すべてがひとつの動画の大事な「要素」となる。
素敵やーん。
そして、動画という手法でまちの雰囲気やそこに住む人たちの様子を、うまく訴求できる可能性に気付くことができました。
いやー、これからどんどん腕を上げていきたいなー。
YouTube 「くりエイトするまち栗山町公式チャンネル」に、移住CコシモトのVlogをアップしています。
今後も神出鬼没に登場することでしょう。
第一弾はこちら。
「初夏の雨煙別」
よかったら見てみてくださいねー。
くりやま景観フォトコンに応募した件
この仕事を始めてから、やたらと栗山町内の写真を撮るようになった移住Cコシモト。
写るんです→チェキ→デジカメ→スマホ
という変遷を経つつ、基本的には写真を撮るのが好きです。
(出来栄えは別問題。)
そんな中、昨年度から人知れず挑戦を始めた「くりやま景観フォトコン」。
フォトコンテストって、バズーカみたいなレンズを装着した本格的なカメラで撮った、土門拳みたいな写真じゃないとダメなんだろうなーと思っていました。
でも、このフォトコンテストはSNS投稿からの応募も可とのことで、これはいっちょやってみっか、と思い立ち、えいやーっと画像送信。
その結果、昨年度はありがたいことに特別賞をいただきました!
そうなると味をしめたもんで、「来年もがんばろー!」とモチベーションが上がり、今年度も応募してみました。
そして、今年度第7回のコンテストの結果が発表に。
第7回くりやま景観フォトコン入賞者発表!! - 栗山町公式ホームページ (town.kuriyama.hokkaido.jp)
結果通知をみて、ニヤニヤが抑えきれず。
聞かれてもいないのに、課の職員さんたちにそれとなくアピールする私。
8月1日に授賞式が行われ、同日から開始された全応募作品の展示を見ましたが、どれもこれも素敵な作品ばかり。
正直、自分の写真が選ばれたことが奇跡なのでは?と思うほどでした。
こりゃ、次回は気を引き締めてやらんといかんですな。
そして、まだあまり発掘されていない、新しい絶景スポットを見つけたい。
あと、それっぽい本物のカメラが欲しいです。
第8回のフォトコン開催も決定し、募集要項が発表になっています。
栗山町内でよい写真が撮れたら、ぜひ応募してみてください。
私は締切ぎりぎりの5月末まで粘ります(笑)
第8回くりやま景観フォトコン作品募集 - 栗山町公式ホームページ (town.kuriyama.hokkaido.jp)
栗山町公式note「くりやまのおと」でも、くりやま景観フォトコンについて特集しています。
あわせてご覧あれ。
#1 フォトコンテストと景観の関係(1/2)|まちのこと|くりやまのおと (note.jp)
#2 フォトコンテストと景観の関係(2/2)|まちのこと|くりやまのおと (note.jp)
副賞は栗山町の特産品(選べるカタログギフト方式)。
届くのが楽しみだなー。
栗山キッズクラブに潜入した件
口を開けば「暑い」という言葉しか出てこなかった、異常なまでに猛暑だった日々から解放されて、早3週間。
今度は異常なほど涼しい夏になってしまいましたが、その涼しさがあまりにも幸せすぎて、多少肌寒くても窓を開けっぱなしにして風を感じている移住Cコシモト。
夜になると、虫の音が聞こえてきますね。
明けない夜はない。終わらない夏はない。
この寒暖差に気持ちはついていけませんが、着々と季節は変わっていっているようで。
さて、先日「栗山キッズクラブ」に潜入してきました。
「栗山キッズクラブ」とは、
年間を通して、栗山だからこそできる体験を行う青少年体験学校(町教育委員会主催)。
(町ホームページよりまるまんま引用)
小学校4年生以上から参加することができ、うちの娘たちも毎年お世話になっています。
だいたいいつも送迎だけして活動はスタッフの方々におまかせというパターンなのですが、今回は参加してみることに。
ただ、参加表明はしたものの、根っからのインドア派の移住Cコシモト。
しかも、暑さに滅法弱く、体力も全然ない(運動不足)。
屋外での活動にかなり不安を感じながら、娘たちとともにおそるおそる会場であるハサンベツ里山へ。
今年度第4回目の今回は、ハサンベツ里山にて「親子deデイキャンプ」。
主な内容としては…
①ロープの結び方を学び、テントを設営
②野菜の収穫からのピザづくり
③いきものしらべ→調査結果発表
わりと盛りだくさんな内容ですね。
まずはテント設営に必要なロープの結び方を伝授してもらいます。
結局覚えることができなかった移住Cコシモト。
子どもたちの習得のスピードがすごかった。
要特訓ですね。
後半は諦めて、子どもたちが結びの練習に使う木の枝を持つ係をしていました(笑)
次に、班に分かれてテントを設営します。
やってみると意外と簡単なものなんですね。
ブルーシート、ロープ、ポール?があれば建てられそう。
次に、ピザにトッピングするミニトマト、とうきび(とうもろこし)を収穫しに行きます。
ハウスの中に入ると、大人の背丈よりもはるかに高くまで伸びたミニトマトが!!
完熟で、時折割れたものもありましたが、「それくらいのほうが美味しい」とのことだったので、ぽいぽい口に放り込んでいました。
うまいっ!!!
いよいよ昼食のピザづくり開始。
ここで各班ピザ生地組と焼き窯火おこし組に分かれることになったのですが、自分の子どもがいないのにふらっと火おこし組に入った移住Cコシモト。
…これが結構辛かった。
火おこしが進むにつれ、熱さと巻き起こる煙に目をやられ、涙を流しながらうちわで風を送り込む始末。
無言で窯から離れると、他の人がこれまた無言でうちわ係を交代してくれるという、「暗黙の役割分担」ができていました。
あの日、あの時、あの場所で、自然と連帯感が生まれていたと感じたのは私だけか?
こういう経験を共有することにより、人って仲良くなれるのか。
なもんで、火おこしはおろか、ピザ生地こねこね&トッピングの楽し気な写真もありません。
記憶が飛んでいますが、ピザが焼きあがるのはあっという間でした。
何故でしょうね。とてもおいしく感じられるのは。
ミニトマトとチーズのトッピングだけのシンプルなピザ。
でも、つくる子どもによって、それぞれの見た目と味がある。
その違いを感じながら楽しそうに食べる子どもたちを見て、とても微笑ましかったです。
昼食が終わり、休憩時間に。
うちの娘、どこ行ったかなーと思ったら、本部テントの方に数名の子どもたちの集まりが。
よくよく見てみると、ピザづくりで余ったミニトマトをばくばく食っとる!!
ピザを食べて腹いっぱいじゃないんかーい!!
と思いましたが、私も一緒になっていただきました(笑)
ちなみに、うちの娘は「ぷちぷよ」という品種のミニトマトをえらく気に入り、それを狙って食べていたらしい。
…確かに甘くて美味しいのですが…。
スタッフの方に「もう時間だから食べるの終わりだよー」と言われても何個か手に持ってもぐもぐ食べていた子もいて、とても可愛かったです。
さて、お昼からはハサンベツにどんな虫たちがいるのか調べます。
ひとり一本虫取り網が支給され、みんな何かしら捕獲出来たら本部へと帰還し、それが何という虫なのか本やスタッフの方に聞いて調べるという手順です。
これまたポンコツな移住Cコシモト。
人間以外の動物はほぼ苦手なので、虫取りのお手伝い能力ゼロ。
ただただ子どもたちの後ろをついていくだけ。
そうしているうちに、「いたいたいたー!」と叫びながら走り出していく子どもたち。
盛り上がってたなー。
その様子を見るのはとても面白かったです。
ちなみに、どんな虫か調べた後は、「キャッチアンドリリース」で優しく野に放してあげていました。
そう言えばうちの娘、ハエを捕まえまして。
最初「え?ハエとったの?」と思ったのですが、よくよく調べてみると「キンバエのなかま」だったそうで。
キンバエって、なに?
ハエにもいろいろな種類があるんですね。
そんなことがわかると、それはそれでとても学びになるんだなと思いました。
本人にとっても誇らしいことだったようです。
(もちろんハエもキャッチアンドリリース。)
晴天だったこの日もプログラムの終わり頃には風が涼しくなり、日差しも和らぎました。
私はいつものように頭痛が始まりましたが、とても楽しい一日でした。
それにしても、毎回このような活動をお世話してくださるスタッフの皆さんには、本当に頭が下がります。
帰宅後に即涅槃像のように横たわった私をよそに、外でバドミントンをし始めた娘たちの体力にも脱帽し、もうだいぶ差をつけられた感が否めません。
これからも経験値を増やして、心豊かな大人になってほしいものです。
ちなみに、お土産にいただいたとうきびを早速晩ご飯で食べ、改めてとうきびの美味しさに目覚めてしまった移住Cコシモト。
今では事あるごとに買い求めては食卓に出す日々を送っています。
…美味しい野菜がとれるって、罪ね。
と人知れず呟いては、いかに早くきれいにとうきびを食べられるか自分の限界に挑戦するのでした。