2023年9月。
やっと涼しくなりました。
気づけば今週末、栗山秋まつりが執り行われます。
…何の疑いもなく秋ですよ。
それなのに、今から私は昨年6月の出来事を投稿しようとしています。
しかも、その記事を書いたのは昨年の12月です。
このブログを読んでくださっている方はうすうすお気づきかと思いますが、移住Cコシモトのブログには『時間の概念』というものがありません。
なので、下書きにずっと保存されていた過去の記事も、堂々と更新していこうと思います。
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2022年も、気づけばもうすぐ終わり。
履きつぶすつもりは全くなかったのに、冬タイヤを夏タイヤに交換しないまま冬を迎えてしまいました…。
私はいくつになっても学習能力がないままなのか…。
さて、遡ること6ヶ月前の6月某日。
移住Cコシモト、東京出張の際に初めてJRで新千歳空港を往復しました。
栗山町から新千歳空港まで、車だと45分で行ける距離。
でも、公共交通機関を利用するとなると、一気にハードルが上がってしまうという事実。
とにかく栗山駅を通る室蘭本線の便数が少ない。
なので、
「一度高速バスで札幌まで出てから、快速エアポートで空港まで行く方が結果的に早いですよ」
などとつい言ってしまうのです。
ですが、栗山駅から新千歳空港まで、乗り換えを含めて1時間ほどで接続する便があります。
それを私は『奇跡のJR』と呼んでいます。
たまにこの路線を使って栗山町にたどり着く移住検討者さんがいて、そのたびに私は感心しきり。
ただ、栗山町の移住を司る者として、まず自分が乗ってみないことには何も語ることができないと思っていました。
主な行程としては…
①栗山駅→追分駅 …室蘭本線
②追分駅→南千歳駅 …石勝線
結論から言いましょう。
「難易度高っ!」
札幌や東京で移動するときは公共交通機関での移動がほとんどですが、よく考えたらローカル線を使うのはかなり久しぶり。
そもそもの便数が少ないから、乗り遅れたときのことを考えると恐怖。
路線が少ないから乗り間違いがなさそうと思いつつ、万が一反対方向の汽車に乗ってしまうとアウト。
ローカル線は、奥が深い。
いかに都会の交通網が充実しているか、身をもって知ることになるのです。
2022年6月18日(土)9:26のワンマン車に乗車。
苫小牧方面行は改札口側から乗るので楽ちん。
ギリギリまで待合室で座っていられます。
まずは追分駅まで乗ります。
栗山駅には案内所はありますが、駅員さんはいません。
いわゆる『無人駅』です。
ただ、駅舎の立派さは訪れる人々を驚かせるようで…。
ちなみに、交通系ICカードは使えません。
降りる際に現金もしくは栗山駅の案内所で購入したチケットを料金箱に投入します。
9時49分 追分駅到着。
エスカレーター社会に慣れ切った(単なる横着)移住Cコシモト、階段の上り下りでパワーゲージが一気に減る。
そして、乗り場を間違えていることに気付かず、危うく汽車を乗り過ごしそうになるという。
次は追分駅から南千歳駅へ。
(基準はそこ)
ちなみに、この出張中一番過密だったのが、この時に乗った快速エアポートだったのでは?と思うくらい。
無事に新千歳空港駅到着。
2022年6月19日(日)。帰りは逆のルートで。
(かなり端折ってます)
ぼーっとしすぎて写真がありませんが、由仁駅から栗山駅に向かう途中の景色はなかなかのものでした。
車からは見られないアングルで、こういうのが汽車の旅の醍醐味のような。
今回、初めてJRで新千歳空港を往復してみましたが、
・乗っていればいいだけなので、意外と体が楽。
・片道990円なので、新千歳空港での駐車料金を考えると時間によってはお得。
などの利点があることに気づきました。
順調に接続する『奇跡』が起こる便はごくわずかですが、今後もスケジュールが合えば乗ってみてもいいかなと思いました。
★往路の行程まとめ
栗山駅(9:26)⇒追分駅(9:49)
追分駅(10:14)⇒南千歳駅(10:29)
★復路の行程まとめ
南千歳駅(17:31)⇒追分駅(17:47)
追分駅(18:02)⇒栗山駅(18:24)
※2023年9月現在もこのダイヤです。
このほかにも『奇跡のJR』はあるはず。
また見つけたいと思います。